私たちがヘルスケア総合商社になるため最も大切にしていることがあります。それは、愛と思いやりに溢れた社会を実現する「魅力的な人財」にまずは自分たちが成長することです。

創業してまもなく、店舗数が拡大し、従業員が一気に増える過程で、「魅力的な人財」に対する考え、サービスに対する想いが人それぞれ異なるタイミングがありました。

そこで当時、「世界最高のサービスを提供する」と言われている一流のホテルから講師をお招きしました。
『クレドがあるからこそ、自分たちは宗教や人種、性別などといった異なる背景をフラットにできたし、常に同じ方向を向いて高品質なサービスを提供できるんだ』という教えを受けた私たちは、大切にしたい価値観をすぐに作成しはじめました。

アルバイトも含めた当時の従業員全員で完成させたメディロムのクレドは、大きくわけて「For you mind」「Professional mind」「Human mind」の３つから成り、私たちが魅力的な人財となるための行動指針が14個示されています。

この内容を記載した携帯用の「クレドカード」と、クレドの意味することや行動例を冊子にまとめた「クレドブック」を全スタッフに配布しています。

店舗においても本部においても、日替わりでひとつのクレドについて話し合いの場をもちます。毎日の朝礼において

(1)クレドの唱和
(2)グループにわかれて意見交換
(3)意見交換した内容を全体にシェア

しています。シェアを通して自分とは異なる考え方や気づきを吸収することで会社全体で大事にしたい価値観のすり合わせを行います。そして、朝礼で行うことによって、私たちは心にも制服をきた状態でお客様をお迎えすることができます。

私たちが行動に迷ったとき、明確な答えをしめてくれるのが MEDIROM のクレドなのです。