2022年9月1日、ヘルステック事業を展開する株式会社メディロム（本社：東京都港区、代表取締役：江口 康二、米国Nasdaq上場 NASDAQ: MRM 以下「メディロム」）と介護サービス事業を展開するロングライフホールディング株式会社（本社：大阪府大阪市北区、代表取締役社長：桜井（小嶋）ひろみ）の子会社である10種類のケアサービスを提供する総合在宅介護サービス事業のエルケア株式会社（本社：大阪府大阪市北区、代表取締役社長：宇野元博、以下、「エルケア」）は、「事業提携に関する基本合意書」を締結し、メディロムが開発した24時間365日充電不要の活動量計「MOTHER Bracelet」を用いた見守り（集中管理）システムを共同開発することに合意しました。

2022年10月から試験運用を開始し、共同開発後は在宅介護者10,000名に「MOTHER Bracelet」を配布。その後、施設利用者30,000名の利用を開始し、合計40,000名の利用を目指します。

両社は事業提携により、在宅介護の課題解決や、ご家族・施設スタッフの負担や不安の軽減などを目的に、「MOTHER Bracelet」を軸とした見守りシステムの共同開発及び運用を行っていきます。

MOTHER Braceletは米国シリコンバレーMatrix Industries, Inc.の特許技術「温度差発電」を搭載した、体温により充電、半永久的な駆動を可能とするスマートブレスレットです。これにより、ウェアラブルデバイスの永年の課題とされてきた充電持続時間の制限を克服し、24時間365日止まることなくユーザーの心拍、体表温、歩数、睡眠量、消費カロリーを測定することが可能な、世界で唯一の活動量計です。

今回の事業提携により、当社のSDK(Software Development Kit =ソフトウェア開発キット)を配布し、介護サービス事業に特化した見守り(集中管理)システムを共同開発いたします。

利用者には見守りブレスレットとして腕に装着していただき、体温変化や体調の急変、心拍データの異常などを検知すると、直ちに施設管理者や家族に連絡するシステムとなる予定です。

「MOTHER Bracelet」は、世界初となる24時間365日充電不要の活動量計です。米国シリコンバレー発の最先端技術を搭載することで体温と外気の温度差で電力を生み出します。充電不要のため、充電時のダウンタイム（データが取得できない時間)が発生しません。歩数・睡眠量・消費カロリー・心拍数・体表温 = ヘルスケアの基本となる5つのデータがこれ1つで記録可能です。