• TOP
  • ニュース
  • ドライバーの体調急変を察知し緊急時自動運転の実現を目指す。 HW ELECTRO株式会社と事業提携に関する基本合意書を締結。

NEWS

お知らせ

NEWSNEWS

ドライバーの体調急変を察知し緊急時自動運転の実現を目指す。 HW ELECTRO株式会社と事業提携に関する基本合意書を締結。

ドライバーに安全で快適な環境の提供と交通事故抑制等の社会問題解決にも貢献

ヘルステック事業を展開する株式会社メディロム(本社:東京都港区、代表取締役:江口 康二、米国Nasdaq上場 NASDAQ: MRM 以下「メディロム」)の子会社である株式会社MEDIROM MOTHER Labs(本社:東京都港区、代表取締役:植草 義雄、以下「マザーラボ」)は国内初の商用EVメーカーHW ELECTRO株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:蕭 偉城、以下「HW ELECTRO」)と事業提携に関する基本合意書を締結いたしました。マザーラボが開発する充電不要のスマートトラッカー「MOTHER Bracelet(マザーブレスレット以下「MOTHER」)」で取得するバイタルデータとHW ELECTROのコネクテッドサービス「HW ELECTRO Platform Service」を連携させることで、ドライバー緊急時自動運転(以下「半自動運転」)の実現を目指して参ります。

■本事業提携の背景
 HW ELECTROは多用途小型電気商用車「ELEMO(エレモ)シリーズ」(以下「ELEMO」)を開発すると同時に、車両とインターネットをつなぎ、災害支援や配送領域の最適化をはじめとした利便性の高いDX環境の提供を目的とし、独自のコネクテッドサービス基盤「HW ELECTRO Platform Service」を今春リリースしました。
車両とダイレクトに連携するプラットフォームがあることでマザーラボの開発した「MOTHER」で取得したバイタルデータを連携させることが容易になります。
そのため、より安全で快適なドライバーの運転環境を提供できると考えました。
また、データを元にした半自動運転のシステム共同開発の実施を通じ、交通事故抑制等の社会問題解決にも貢献するために、事業提携に関する基本合意書の合意に至りました。


■バイタルデータと連動した緊急時自動運転の実現
 昨今ドライバーの高齢化や、ドライバー不足による業務負担の過多によって引き起こされる睡眠不足や健康起因による事故が問題視されています。HW ELECTROが開発する多用途小型電気商用車「ELEMO」と充電不要のスマートトラッカー「MOTHER」が「HW ELECTRO Platform Service」を通じて連携し、ドライバーのバイタルデータと連動した半自動運転化を実現することで問題視されている運転中の体調急変による事故を未然に減らすことを目指します。
 運転中のドライバーのバイタルデータに異変を検知した際に自動運転に切り替わり、周囲の車両にアラートを発信しながら自動で路肩に安全に停車するシステムを提供する事で、事故を大幅に減らすことが期待されます。


■ドライバーのバイタルデータを可視化

 短期的には「MOTHER」のデータを自動で取得する「MOTHER Gateway(マザーゲートウェイ)」をHW ELECTROが開発する多用途小型電気商用車「ELEMO」へ搭載し、運転者の走行中のバイタルデータが可視化できる状態を目指します。
 「MOTHER」が計測したバイタルデータはHW ELECTROが開発する「HW ELECTRO Platform Service」上で表示し、事業者側が運行データと共にリアルタイムでバイタルデータを確認できる環境を目指します。

※)MOTHERが計測したバイタルデータは、今年6月にHW ELECTROがローンチした「HW ELECTRO Platform Service」のモバイルアプリケーション「MyHWE」上で今後確認できる予定です。

■充電不要のスマートトラッカーMOTHER Bracelet について
「MOTHER Bracelet」は、世界初*となる24時間365日充電不要の活動量計です。米国シリコンバレー発の最先端技術を搭載することで体温と外気の温度差で電力を生み出します。充電不要のため、充電時のデータが取得できない時間が発生しません。歩数・睡眠量・消費カロリー・心拍数・体表温の5つのデータがこれ1つで記録可能です。


*WPO、PATENTSCOPE、科学技術センター、J-GLOBAL、J-PlatPatなどにより、ゼーベック効果を利用した充電不要の活動量計に該当する知的財産を確認(2021年7月3日 ESP総研調べ)

■ELEMOシリーズについて
 「ELEMO」は、HW ELECTRO株式会社が日本市場向けに開発し、販売する次世代の多用途EV商用車です。HW ELECTROが展開するPlat Form Serviceなどの IT技術の導入や、EVならではのゼロエミッション性能は、100%電気自動車化を目指す未来への要請に一歩進んで応えるものです。ELEMOシリーズは、部品のモジュール化を徹底したことで、製造工程の効率化と高い耐久性を実現。多機能荷台オプションが特徴です。そして新たに全長5.5m、積載量1.25t、一充電走行距離200km(社内試験数値)の中型バン「ELEMO-L」を加えたELEMOの都会型ラインナップは、様々な企業の多様なニーズに対応します。
(上画像:手前「ELEMO」 後方「ELEMO-K」、下画像「ELEMO-L」)



■HW ELECTRO株式会社について

HW ELECTROは、「環境問題」と「社会貢献」の視点から「The Essential Piece of Mobility(人に、社会に、不可欠なピースであるために)」をコンセプトに、次世代の多用途商用EV「ELEMOシリーズ」の車両の開発・製造と販売を行うファブレスメーカーです。2021年4月に国内で初めて輸入小型EV商用車としてナンバーを取得し、2021年7月24日より「ELEMO」、11月20日より「ELEMO-K」の販売を開始いたしました。そして2023年秋には、中型バン「ELEMO-L」が販売開始予定です。

・会社概要
社名:HW ELECTRO株式会社
本社所在地:東京都江東区青海2-7-4 the SOHO Bldg.301
代表者:代表取締役社長 蕭 偉城
設立 : 2019年5月
事業内容:多用途小型商用EV車「ELEMO」製造・販売


■株式会社メディロムについて

メディロムは健康管理サービスを目的としたリラクゼーションスタジオ「Re.Ra.Ku」を中心に、ヘルスケアアプリ「Lav」を利用した「特定保健指導」や体質改善プログラムを実施しております。また、2020年にはデバイス事業に参入し、充電不要で連続駆動する活動量計「MOTHER  Bracelet 」を発表。今後は、創業以来蓄積した生活習慣データを基にしたデータ解析事業へ事業領域を拡げてまいります。

・会社概要
社名:株式会社メディロム(英文名 MEDIROM Healthcare Technologies Inc.)
上場市場: NASDAQ
ティッカー(米国証券コード) : MRM (Nasdaq CM)
本社所在地:東京都港区台場2-3-1 トレードピアお台場16F
代表:代表取締役 江口 康二
設立: 2000年7月
事業内容:スタジオ運営事業/フランチャイズ事業/ヘルステック事業/デバイス事業

■株式会社MEDIROM MOTHER Labsについて

MEDIROM MOTHER Labsはメディロムグループのヘルステック事業を中心に展開する子会社になります。ヘルスケアアプリ「Lav」を利用した「特定保健指導」や体質改善プログラムの実施と24時間365日充電不要の活動量計「MOTHER  Bracelet 」の開発・販売を中心に行っております。「MOTHER  Bracelet 」は応援購入サイト「Makuake」で5,610万円という記録的な調達を行うなど、ユーザーからの期待を集めています。更に、24時間365日充電不要の最大の特徴を活かし、活動量計を用いた集中管理システムを、介護・流通・デベロッパーなど各事業者様へのソリューションとして提供しています。

・会社概要
社名 : 株式会社MEDIROM MOTHER Labs(英文名 MEDIROM MOTHER Labs Inc.)
本社所在地 : 東京都港区台場2-3-1 トレードピアお台場16F
代表 : 代表取締役 江口康二 / 植草義雄
設立 : 2023年7月
事業内容 : ヘルステック事業/デバイス事業/ソフトウェアサービス事業

PDF ダウンロード

NEWS一覧